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日本アイ・ビー・エム株式会社

事例

日本アイ・ビー・エム株式会社

「FinTech」の最前線、住信SBIネット銀行がAPI公開で得た効果

顧客データの安全性が要求される銀行において、業務提携会社へのデータ提供は問題が伴う。顧客情報を預けず、行内のデータを安全で簡単に提供できるようするのが、外部へのAPI公開だ。他の業種でも応用が可能なこの手法を紹介する。

コンテンツ情報
公開日 2017/06/28 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 4ページ ファイルサイズ 1.56MB
要約
 顧客情報の管理は、どの業種でも厳重に行われているが、中でも厳しい条件を課せられているのが金融業だ。昨今では業務提携により他社と連携した金融サービスが次々と生まれているが、他社に先行するには、より安全でスピーディーな開発がカギとなる。

 従来、提携企業が銀行の顧客情報を利用する際にはIDやパスワードといった重要なデータをエンドユーザーから預かり、必要な情報を引き出す「Webスクレイピング」などの手法が用いられていた。また、Webスクレイピングでは、銀行のWebサイトをリニューアルすると、データを取得する側もプログラムの変更が必要になるという弱点があった。

 これを解決するのが、銀行システムのAPIを外部から利用できるようにする手法だ。行内の業務担当者が使う画面やツールの改善なども、APIの公開によって実現できるため、スピードやコストの削減にもつながるという。住信SBIネット銀行の事例から、極めて高いセキュリティが要求される業務におけるAPI公開のポイントを紹介する。