技術文書
トレンドマイクロ株式会社
「ランサムウェア」基礎解説:サイバー犯罪者の手口から有効な対策を探る
サイバー攻撃に効果的に対策するには、まずサイバー犯罪者の手口を把握することが重要だ。特に被害が拡大している「ランサムウェア」について、攻撃段階に着目し取るべき有効な対策と、万一侵入された場合の一手を紹介する。
コンテンツ情報
公開日 |
2017/06/16 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書 |
ページ数・視聴時間 |
8ページ |
ファイルサイズ |
855KB
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要約
あの手この手で攻撃を仕掛けてくるサイバー犯罪者に対抗するには、まず彼らの手口を把握する必要がある。中でも喫緊の課題となっているのが、メールやWebサイトなどを通じて攻撃を仕掛け、感染した端末やその端末を通じ組織内のデータを暗号化し、身代金を脅し取ろうとする「ランサムウェア」だ。
その侵入を防ぐことが一番だが、ウイルスを使ったものから、脆弱性を狙うものまでその手口は多様化しており、今後も進化が懸念されることから、侵入/感染を100%防ぐことが困難な場合もでてくるだろう。このため、事前の備えに加え、万一侵入されたとしても、感染拡大を防ぐため、感染した端末に特有の挙動をチェックしたり、定期的にバックアップデータを取ったりするなどの複合的な対策を取りたい。
本コンテンツでは、こうしたランサムウェアやその感染経路、脅威などを図解付きで解説する。サイバー犯罪者の手口や狙いを念頭に、事前対策と事後対策を組み合わせて、セキュリティ対策のレベルアップを図ってほしい。