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CRITEO株式会社

レポート

CRITEO株式会社

クロスデバイス購買調査:広告投資機会はどこで、どのように失われているのか?

国内におけるEコマースの55%は、複数デバイスを用いた取引であることが、2016年の調査で明らかになった。デバイスごとにデータを分析する従来の方法が通用しなくなり始めた今、ユーザーの購買行動の実態を把握するにはどうしたらよいのだろうか。

コンテンツ情報
公開日 2017/03/23 フォーマット PDF 種類

レポート

ページ数・視聴時間 32ページ ファイルサイズ 6.53MB
要約
 急速に拡大し続けるEコマース。商品の購入場所や受け取り場所を選ばないオムニチャネル化が進む一方で、ユーザーのデバイス利用方法も変化している。これに関する2016年の調査では、国内におけるオンライン取引の55%が「クロスデバイス取引」であったことが報告されている。

 クロスデバイス取引では、ユーザーが検索や閲覧から購入に至るカスタマージャーニーの中で、複数のデバイスを利用するため、従来の分析手法ではエンゲージメントを正しく把握できなくなる。その結果、複数回の訪問を1回であると誤認して、ユーザーを過小評価してしまう。

 また、このような誤認は、広告支出の最適化を困難なものとし、投資のチャンスを取り逃がす結果にもつながっている。ユーザーの好みのデバイスが1日の中でも変化するような状況で、デバイス横断型の購買行動を正確に捉えるためにはどうすればよいのか。近年のEコマースの動向を交えつつ、ユーザーの購買行動の実態を解説する。