技術文書
日本アイ・ビー・エム株式会社
ハイブリッドクラウドの利用を支える、次世代運用管理の3つの鍵
多くの企業で利用が進むハイブリッドクラウド。業務部門の急速な利用拡大に伴い、ガバナンスや運用管理が手に負えなくなっているケースが見受けられる。次世代ITインフラの運用管理のための新しいサービスモデルと、その実現の鍵となる3つの要素を紹介する。
コンテンツ情報
公開日 |
2017/01/13 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書 |
ページ数・視聴時間 |
4ページ |
ファイルサイズ |
498KB
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要約
業務部門がIT部門の手を借りることなく、迅速かつ柔軟に利用できるIT環境が、クラウドの普及で実現した。その反面、管理の目が行き届かないシャドーITも生まれ、仮想マシンの乱立など、これまでの運用手法では企業全体のIT最適化に大きな課題がある。
パブリッククラウド、プライベートクラウド、ハイブリッドクラウド環境のいずれでも同様の問題は起こる。しかも最近では、プライベートクラウドやオンプレミスの混在環境が増え、複雑化する前に早急な運用管理手法の見直しが必要だ。
クラウドで得た柔軟性を担保しつつも全社的なガバナンスを効かせ、かつ効率的に運用できるよう、幾つかの手法や技術が提案されている。次世代ITサービスモデルとして提唱された「IT as a Service」のコンセプトを基に、その軸となる「オートメーション(自動化)」「モジュール型サービス」「ITサービスブローカー」の3つの要素を紹介する。