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Commvault Systems Japan

製品資料

Commvault Systems Japan

ディザスタリカバリに必要な「使える」重複排除機能の条件

バックアップデータを作成する際、データの重複ブロックを排除し、変更ブロックだけを書き込む重複排除機能は、多くの企業で利用されている。最近、この機能をディザスタリカバリに利用するケースが増えている。ただしデータ転送の際には注意が必要だ。

コンテンツ情報
公開日 2016/11/29 フォーマット PDF 種類

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ページ数・視聴時間 1ページ ファイルサイズ 88.9KB
要約
 重複排除機能は、データの重複ブロックを排除してからバックアップデータに書き込むので、ネットワークやCPUなどリソースへの負荷を軽減できる。最近では、このメリットを利用してディザスタリカバリ(DR)を効率的に実施しようという動きが目立ってきた。

 しかし、重複排除機能を持つ多くのバックアップソリューションでは、重複排除データをそのままDRサイトへコピーしようとすると、リハイドレーション(重複排除したコピーを取り出し、元の形に戻す処理)が必要になる。つまり、DRサイトへ転送負荷を少なくするために事前に時間とコストをかけて重複排除データを作成しても、リハイドレーションのためにリソースへの負荷が増えてしまうのである。

 この制約があるため、DRサイトに大容量データを転送し、DRサイト側で新たに重複排除する必要が出てくる。だが、最近ではこうした制約にとらわれることなく、重複排除フォーマットを維持したままDRサイトへコピーできるバックアップ製品も出てきた。どのようなものか、詳しく見ていこう。