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富士通株式会社

事例

富士通株式会社

SAPの本番環境までAzure上に移行、東洋合成工業が少人数で移行できた方法とは?

SAPシステムをオンプレミスで運用する場合、ハードウェアの保守期限切れや老朽化、ユーザー数増加によるパフォーマンス低下などの問題は避けられない。そこで、基幹システムの本番環境までクラウド移行することで課題解決を図る企業も登場している。

コンテンツ情報
公開日 2016/10/04 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 2ページ ファイルサイズ 974KB
要約
 SAPなどの基幹システムをオンプレミスで運用する場合、どうしても避けられないのがハードウェアの老朽化や保守期限切れ、ユーザー数の増加に伴うパフォーマンス低下だ。そのため、近年は基幹システムのクラウド移行も検討されるようになってきた。

 この取り組みにおける先進例の1つが、医薬品用化学製品の製造・精製などを行う東洋合成工業だ。同社は、ハードウェアの老朽化や、ユーザー数増加によるディスク容量不足やパフォーマンス低下が問題となったことから、情報システム部門の少人数プロジェクトでありながら、SAPシステムの開発環境だけでなく本番環境までMicrosoft Azure上に移行した。

 約9カ月間の移行期間中も、ストレージやOS、SQL Serverなどの調整を行うことでパフォーマンスを改善し、処理によっては10倍以上の高速化を実現。さらに災害復旧(DR)対策の強化も実現したという。では、同社はどのようにして、少人数でのクラウド移行を成功させたのだろうか。