レポート
日本アイ・ビー・エム株式会社
既存のIT資産とモバイルやクラウドを連携させる「APIの管理・運用」
IT資産の中核にある基幹システム上には、企業の要となるデータが膨大に蓄積され、日々生成されている。これらのデータをビジネスイノベーションの推進役とするため、多くの企業においてモバイルやクラウド向けに構築されたAPI連携が進められている。
コンテンツ情報
公開日 |
2016/09/23 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
レポート |
ページ数・視聴時間 |
10ページ |
ファイルサイズ |
657KB
|
要約
基幹システム上で扱われる機密性の高い情報をWebサービスに活用するため、サービス指向アーキテクチャ(SOA)への移行が、かつて盛んに行われた。これにより、顧客の個人情報や取引情報などを参照しないと実現しない多様なサービスが開発され、IT資産の有効活用が進められた。
そして、次のステップとして、モバイルやクラウドサービスにおいてメインフレーム資産を利用した新しいサービスを開発しようという動きが活発化している。ここでは、企業システム内で稼働する基幹アプリケーションを利用する方法は、もはや通用しない。なぜならモバイルやクラウドの世界では、従来のWebサービスよりもはるかに高い可用性が求められ、顧客ニーズへの素早い対応が必要になるからだ。
そこで重要になるのが、APIの開発および提供能力である。本コンテンツでは安全でトラブルが少なく、しかも市場にマッチしたAPIを継続的に開発し、効率的に管理するための方法論が述べられている。今後10年、基幹システム上の資産を引き続き有効利用していくという意味でも重要な提言といえる。