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日本アイ・ビー・エム株式会社

技術文書

日本アイ・ビー・エム株式会社

万が一のシステム停止に備える、復旧能力の検証テスト「3つのアプローチ」

事業継続対策は、企業にとって経営上の重要項目の1つである。災害復旧時に、製品・サービスを安定提供するためには、ビジネス機能の完全復旧を目指したレジリエンシープログラムが必要となる。プログラムの復旧能力を検証するテスト方法について解説する。

コンテンツ情報
公開日 2016/03/30 フォーマット PDF 種類

技術文書

ページ数・視聴時間 8ページ ファイルサイズ 493KB
要約
 災害による被害でITシステムが停止して事業継続が困難となったとき、多くの企業がフェイルオーバーによる災害復旧戦略を準備している。大企業の50%は、2017年までに複数のデータセンターや複数のサイト間でのITサービスのフェイルオーバーを使用するという調査結果もある。

 しかし、BCP(事業継続計画)の裏付けとなるレジリエンシープログラムについては、監査要件に必要なレベルに限ったテストや、時間や費用を抑えた限られた範囲のテストしか行っていない企業も多い。レジリエンシー戦略の最終目標が、アクシデント発生時にビジネス機能を完全復旧し、通常通りの業務を維持することならば、こうした限られた範囲のテストだけでは不十分だ。

 本ホワイトペーパーは、ビジネスとシステムの復旧能力検証テストのポイントについて解説している。ITインフラ、アプリケーション、ビジネスといった3つのアプローチに分けて説明されており、レジリエーションプログラムの検証方法を検討する際の指針として確認してもらいたい。