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富士フイルム株式会社

講演資料

富士フイルム株式会社

「テープは過去の遺物」の理解こそ過去のもの、進化を続けたテープストレージの今とは

金融、研究機関、ITベンダー、製造系企業、放送映像業界など、大規模なデータを長期間かつ安全に保管しなければならない組織では、今なおテープストレージの活用が常識となっている。継続的なイノベーションを遂げてきた最新の姿を、あらためて見なおしてみたい。

コンテンツ情報
公開日 2016/01/22 フォーマット PDF 種類

講演資料

ページ数・視聴時間 37ページ ファイルサイズ 4.04MB
要約
 「テープストレージは過去の遺物」という認識が軽率であることは多くの読者が理解するところだろう。爆発的な増加が始まっている情報のライフサイクル管理を実行する上で、テープストレージはこれまでも、そしてこれからも、重要な役割を果たしていくだけの特性と品質がある。さらに昨今の技術進化によって、ビッグデータ活用など能動的にストレージデータ自体をビジネスに活用する状況にも対応可能となっている。

 現在のテープストレージはHDDや光ディスクと比較しても、最大記録容量、データ転送速度、媒体寿命、容量単価、排CO2量などの点で高い優位性を誇る。セキュリティの点でも信頼性が高く、例えばGoogleは、2011年にGmailの大規模な障害に見舞われたが、その際、テープストレージ内のデータ消失はゼロで、最終的な復旧もテープに保存されたデータを使って行っている。

 本ホワイトペーパーは、テープストレージにおいてさらに強化された特長や、短所として敬遠されてきた点の改良などが詳細に解説されている。磁気テープの最新規格であるLTO-7の能力や、高性能を生かした「コールドデータ預かりサービス」なども紹介しており、さらなる活用につながる。