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日本アルカテル・ルーセント株式会社

製品資料

日本アルカテル・ルーセント株式会社

CATV業界におけるシェア拡大の鍵を握る「PONを使ったMSOネットワークの再構築」

近年、ブロードバンドサービスのトラフィック量が増加傾向にある。これに対処するため、従来のHFCを中心とした同軸ケーブルを使ったブロードバンドシステムから、FTTHのような光ファイバーを導入する事業者が増えつつある。

コンテンツ情報
公開日 2015/11/18 フォーマット PDF 種類

製品資料

ページ数・視聴時間 10ページ ファイルサイズ 539KB
要約
 複数のケーブルテレビ局を統括運営するMSO事業者にとって、FTTHなどの光ファイバーによるネットワーク再構築は、コストであると同時に、新たなビジネスチャンスを生み出す大きなカギとなる。なぜなら、従来のホームユーザーに対して、より高速で大容量のサービスを提供するだけでなく、法人需要をこれまで以上に取り込み、他の通信事業者をしのぐ勢力へと躍進する可能性を秘めているからだ。

 ただし、MSO事業者が光ファイバーサービスをより低コストでスピーディに展開するためには、的確な技術選択が必要だ。まずは従来のCATV運用管理技術であるDOCSIS(Data Over Cable Service Interface Specifications)と、光ファイバー網の途中に分岐装置を挿入して一本のファイバーを複数の加入者宅に引き込むPON(Passive Optical Network)技術を統合し、既存のCATVインフラ設備と管理システムをそのまま活用することが重要なポイントになる。

 本ホワイトペーパーは、この統合技術の標準規格であるDPoEと、GPON、NG-PON2、PON、RFoGなどのさまざまな種類のネットワーク技術を最適に組み合わせるための方法論を解説している。投資コストの最大化、運用管理の安定度、事業戦略における将来性など、複雑に絡みあう問題が端的にまとめられている。