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ジュニパーネットワークス株式会社

事例

ジュニパーネットワークス株式会社

ハイブリッドクラウドで再注目、応用すれば大きく活躍するMPLS

遠隔地の拠点間を高速かつ安価にネットワーク接続する「IP-VPN」や「広域イーサネット」は、ハイブリッドクラウド時代を迎え、ますます重要な技術として認識されている。一方で、こうしたネットワーク環境を手軽に構築する「MPLS」が新たに注目されている。

コンテンツ情報
公開日 2015/10/02 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 2ページ ファイルサイズ 417KB
要約
 「MPLS(Multi Protocol Label Switching)」は、「IP-VPN」や「広域イーサネット」を構築する上で、通信の高速化や安定化、ネットワーク運用の簡便化を実現するものとして活用されてきた。MPLS対応ルーターで構成されたネットワークでは、各パケットの経路情報に「ラベル」と呼ばれる識別標識を用いる。このラベルによる転送を実施することにより、転送処理と経路計算処理が分離され、ルーターの処理負担が軽減、高速通信が可能となる。

 MPLSを利用したネットワーク運用は、プライベートとパブリックの両方のクラウドを利用するハイブリッドクラウド基盤の構築において、確実な接続と障害の起きにくさを保証する、安心して利用できる技術として注目されるようになった。MPLS対応ルーターには「マルチテナンシー性能」や「ポート密度」に高い能力が求められ、さらにパケットの収容性能や運用のしやすさなども重要になっている。

 本ホワイトペーパーでは、ハイブリッドクラウド対応のデータセンターサービスを展開するビットアイルの事例を基に、従来はデータセンターで使われることが少なかったMPLSが、どのように応用され、安定したネットワーク環境を生み出したかが詳しく紹介されている。