OpenStack環境でクラウドサービスを堅牢・安定・柔軟にするため知っておきたいトレンド

　自社で構築したプライベートクラウドとパブリッククラウドを連携させてビジネス要求に対応する、あるいはクラウド事業者としてさまざまなユーザーからの要求に迅速に応えるといった場合、物理と仮想の両環境においてインフラ資源の運用効率を最大限に高めていく必要がある。こうした中、オープンソースでクラウドインフラを構築・運用できるOpenStackが注目されており、同時にOpenStack環境での運用効率をいかに高度化し、柔軟性を確保するかが課題として浮上してきた。

　またクラウド時代のIT基盤構築において、モバイルは重要な位置を占めるようになった。従業員あるいは顧客に、さまざまなモバイルサービスを提供するニーズは高まる一方であり、これを支えるクラウド基盤についてはこれまでになかったシステム的な課題も指摘されるようになった。

　本ホワイトペーパーは、OpenStack環境で構築されたクラウド基盤において、シスコシステムズのサーバおよびネットワーク製品がどのように対応しているかを詳細に示している。UCS、Nexus、ACIといった具体的な製品を、保有するクラウド基盤にどのように対応させるかといったことも理解しやすい構成となっている。