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日本アイ・ビー・エム株式会社

事例

日本アイ・ビー・エム株式会社

EV用バッテリー開発にビッグデータを活かせ ~HondaとIBMは何を分析したのか~

バッテリーの性能評価に関するトレースデータを収集し、リアルタイムに統計解析するHondaの「バッテリー・トレーサビリティー・システム」。そのデータ分析システムはどのようにして構築されたのか。

コンテンツ情報
公開日 2015/06/18 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 4ページ ファイルサイズ 714KB
要約
 1980年代後半から電気自動車(EV)の技術開発に取り組む本田技研工業(以下、Honda)。

 2012年7月には米国・カリフォルニア州とオレゴン州で、また、日本では同年8月より「フィットEV」のリース販売を開始した。それと同時に、オーナーの同意のもと、バッテリーの性能評価に関するトレースデータを各EVの車載通信ユニットからリモートで収集し、集めたデータをリアルタイムに統計解析する「バッテリー・トレーサビリティー・システム」の運用を開始した。

 時々刻々と集まる膨大な各種実測値(ビッグデータ)の分析を通じて得られた知見が、高性能バッテリーシステムの開発だけでなく、Hondaにおける今後の新たなサービス展開に活用される見通しだ。

 本ホワイトペーパーでは、こうしたHondaの製品開発におけるビッグデータに対する取り組みと、それを支援した日本IBMによるデータ分析システムの構築について具体的に紹介する。