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株式会社セールスフォース・ジャパン

事例

株式会社セールスフォース・ジャパン

ARUHI(*旧社名SBIモーゲージ)が住宅ローンの融資実行までの期間を8分の1に短縮できたわけ

限られたIT投資費用を有効活用し、住宅ローンの申し込みから融資実行までの所要期間を2カ月から最短で1週間に短縮したアルヒ株式会社(以下、ARUHI)。それを可能にした、オンプレミスとクラウドを効率的に融合した同社のシステム刷新プロジェクトを紹介しよう。

コンテンツ情報
公開日 2015/03/18 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 4ページ ファイルサイズ 449KB
要約
 住宅ローン専門の金融機関、ARUHIは住宅ローン商品「フラット35」で4年連続シェア1位を獲得しているリーディングカンパニーだ。同社はインターネット販売と実店舗販売のチャネル構築に取り組むが、圧倒的な出店スピードにIT環境の整備が追い付かず、早急なシステム刷新を余儀なくされた。

 基幹システムを迅速に刷新するにはオンプレミス型では限界がある。また、スタッフ5~6人のフランチャイズ店舗のインフラ整備に多額のIT予算はかけられない。そこで同社が選択したのは、融資管理、営業支援などオペレーション領域のクラウド移行だった。

 結果、住宅金融支援機構とのデータ共有が容易になり、ローンの申し込みから審査、契約、融資実行までに要する期間を従来の2カ月から1週間に短縮。従来システムとクラウドの融合によって、リアルタイムなデータの共有、一元管理による効率化を実現した同社は、スピードという武器で顧客満足度を一気に跳ね上げた。課題だったWebと実店舗の連携も、Web経由の見込み客の売り上げが1割を占めるまでに成長するなど順調だ。大企業並みのIT予算を持たない企業でも容易に導入可能なクラウドのメリットを確認してほしい。