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ウイングアーク1st株式会社

事例

ウイングアーク1st株式会社

600種類もの紙資料を撤廃、総集計回数は7万回を突破!神東塗料が実現した「全社一丸」のデータ活用基盤

神東塗料では、情報を多角的に分析し競争力を高めるため、各部門の「現場が使いやすい」データ集計・分析基盤を構築。600種類にのぼる紙資料や大量のExcelデータの抽出・集計にかかるコストや時間を大幅に軽減。全社的な情報活用機運の向上を果たした。

コンテンツ情報
公開日 2015/02/23 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 2ページ ファイルサイズ 1.28MB
要約
600種類もの紙資料を撤廃、総集計回数は7万回を突破!神東塗料が実現した「全社一丸」のデータ活用基盤
 神東塗料は、各種工業用から防食用まで多様な塗料製品を手掛け、特に環境対応型塗料の分野では「水の神東」と呼ばれる水系塗料の開発力を武器に、業界をけん引してきた。近年は海外展開にも注力し順調に事業を伸ばしている。

 同社はかねてよりデータ活用に精力的に取り組んできた。しかし、売上や生産に関する情報を約600種類にもおよぶ紙の帳票やExcelファイルで配布するなど、システム部門の負担が大きくスピード感にも欠ける状況に留まっていた。
そこで、業務変革に対応して競争力をつけ競合に打ち勝つため、また業務の停止を防ぎ継続的な安定運用を可能にするため、基幹システムを刷新。「Dr.Sum EA」を使い、予算管理などのデータも含めた新しい集計・分析に着手した。
営業部門だけでなく、生産、物流、検査など他の部門にもすぐに利用が拡大。2013年度における総集計回数は7万回を越え、定義の雛形ファイル数も60に達するほどだ。各部門でさまざまな集計作業を短期化でき、よりきめ細かな意思決定に貢献している。

 同社が実現した、全社員が使えるデータ分析基盤の礎とはどのようなものか紹介する。