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トレンドマイクロ株式会社

事例

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スズキが、数百台の開発・製造用クローズド端末で実現したウイルス対策とは?

スズキがクローズド環境で運用される実験用端末や制御端末のセキュリティ対策を検討。パターンファイル更新ができないため一般のウイルス対策ソフトが使えない環境で同社が導入した対策とは?

コンテンツ情報
公開日 2015/05/15 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 2ページ ファイルサイズ 790KB
要約
 日本の軽自動車、二輪車業界をけん引するスズキ。同社は、現場に即したセキュリティ対策の強化に注力する中で、クローズド環境で運用する実験用端末や制御端末をどう守るかという開発・製造用のシステム特有の課題に直面する。

 自動車部品の耐久性調査機器など、テスト用の各種測定機器の制御端末は数百台以上に上る。クローズド環境のため、ウイルス感染リスクは低いと判断し、対策は各工場の現場に任せていた。だが、近年、USBメモリ経由で工場システムがウイルスに感染するなどクローズド環境のセキュリティリスクが増大。クローズド環境の場合、パターンファイルの更新ができず、一般的なウイルス対策ソフトでは効果が期待できない。しかも24時間稼働が要求される工場設備の制御端末には、ウイルス対策そのものがインストールできない状況だ。

 クローズド環境下で、一元的な管理ができ、現場スタッフの作業負荷が高くないという条件で、同社は対策の検討を開始する。本資料では、この条件をクリア、同社が導入を決めたUSBポート利用のウイルス対策ツールについて詳しく紹介する。また、ログの一元管理で「見える化」も実現した同社の、導入効果と今後の取り組みについても解説していく。