技術文書
ネットアップ合同会社
クラウドシステムの最適化に欠かせない「サービス分析」というアプローチの真実
パフォーマンスとコストの両側面からクラウドシステムを常に最適化するには、日々、システムの現状を正確かつ詳細に把握し、明らかになった問題を速やかに解決することが必要だ。「サービス分析」というアプローチは最適化に必要な一連のプロセスを飛躍的に効率化する。
コンテンツ情報
公開日 |
2015/04/01 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書 |
ページ数・視聴時間 |
18ページ |
ファイルサイズ |
1.4MB
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要約
クラウドはユーザー部門が必要とするシステムキャパシティを迅速に提供できるというメリットがある。一方、このメリットはシステム最適化作業のための時間的猶予を大幅に縮めてしまう。サイロ化された過去のシステムのように時間をかけてリソースをやりくりできるまでユーザーは待ってくれない。
使用されているクラウド内のリソース量を把握し、サービスが本当に保証されているかをチェックし、パフォーマンスの障害となっている問題を探り当てて解決し、適正なキャパシティプランニングを素早く実行することは、たやすい作業ではない。単純に利用状況をデータで提供されても、何をどの順番でなすべきかという指標が示されなければお手上げ状態にもなりかねない。
クラウドにおける「サービス分析」の手法はさまざまな要素が複雑に絡み合うインフラの全体像の分析、検出、関連付け、サービスパス、シミュレーション、根本原因分析を行い、コスト管理も含めた具体的な行動指標を示すものだ。本ホワイトペーパーはトラブルシューティングもできる「サービス分析」の実際を解説するとともに、ツールを活用したケースごとの解決策も提示している。