フィールドワーカーが確実に「使いたくなる」業務効率化ツールの条件とは？

　フィールドワーカーのための業務支援システムの基本機能は、その日の業務スケジュール確認、業務現場までのルート確認、作業報告などが挙げられる。これらを電話やメールではなく、スマートフォンを活用することで大幅な業務効率化が期待できる。また、画面上の文字をタッチするだけで電話をかけられるスマートフォンならではの利便性も大いに効力を発揮する。

　しかし、フィールドワーカーがその利便性を実感できる業務支援システムは多くない。「スケジュールなどのデータを取り込めない」「ルートを示す地図が読み取りにくい」「作業報告のための入力作業が面倒で、つい電話やメールを使ってしまう」といった理由で、せっかく導入したシステムが利用されないケースも散見される。

　このホワイトペーパーでは、上記の課題を解決し、導入後すぐに社内に浸透するモバイルソリューションを考える上で大きなヒントとなる2つのクラウドサービスを紹介している。スケジュールからルート案内、作業報告までスマートフォンで完了する業務支援ツールと、掲示板形式の画像共有ツールだ。いずれもスマホからの参照と入力が容易で、社内データを簡単に利用でき、フィールドワーカーにとって「使いたくなる業務支援システム」になっている。