レポート
ブラック・ダック・ソフトウェア株式会社
金融サービスに不可欠なオープンソースガバナンス
金融サービスへの規制強化と信頼低下はIT投資の抑制につながり、コスト面のメリットからオープンソースソフトウェアの採用が進んでいる。だが、オープンソースには金融サービスにとって致命的になりかねないリスクも多く、適切なガバナンスがなければ成功には結び付かない。
コンテンツ情報
公開日 |
2014/10/29 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
レポート |
ページ数・視聴時間 |
7ページ |
ファイルサイズ |
227KB
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要約
2008年の金融危機はグローバルな金融サービスに規制の強化と消費者の信頼低下という大きな影響をもたらした。リスク管理に重点が置かれる一方で、ITには効率化やコスト削減が求められるようになった。金融サービスのIT運用には、透明性、保護と弾力性、スピードとアクセスという3つのトレンドの実現が求められている。少ないIT支出で多くを実行する必要に迫られた結果、商用ソフトウェアのコストを見直し、オープンソースソフトウェア(OSS)の採用が進んでいる。
オープンソースには、コスト、スケジュール、機能の3つの面を同時に改善できるアドバンテージがある。だが、オープンソースの利用を統制しないと、技術および運用上、セキュリティ、法律、ブランドなどさまざまな面で重大なリスクにさらされる。そこで重要になるのがOSSの健全なガバナンスだ。適切なガバナンスがなければOSSの採用は成功には結び付かない。
本資料では、規制なしにオープンソースを利用した際のリスクと課題を解説した上で、オープンソースの利点を最大限に引き出し、開発サイクル全体でOSSコードを管理し最適化するソリューションを紹介する。金融システム開発、運用におけるOSS採用の参考資料として活用してほしいリポートだ。