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アイティメディア株式会社

レポート

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無線通信技術 第5世代移動通信「5G」の実現に立ちはだかる2つの壁

第5世代移動通信(5G)の標準化活動が世界各地で加速している。EE Timesは、次世代無線技術を研究するニューヨーク大学科学技術専門校 次世代無線研究センター「NYU Wireless」でディレクタを務めるTheodore Rappaport氏に、5G実現に向けた課題などを聞いた。

コンテンツ情報
公開日 2015/07/01 フォーマット PDF 種類

レポート

ページ数・視聴時間 5ページ ファイルサイズ 676KB
要約
ニューヨーク大学科学技術専門校 次世代無線研究センター「NYU Wireless」でディレクタを務めるTheodore Rappaport氏は、「第5世代移動通信(5G)サービスを実現するためには、世界各国政府が協業することにより、ミリ波帯における周波数スペクトルのリリースに合意することが不可欠だ。米国は、実現の方向に向けて踏み出してはいるものの、まだ十分だとはいえない」と述べている。

韓国と中国、日本は、5Gの実現を主導すべく、非常に積極的な取り組みを進めている。中でもNTTドコモは、2016年には5Gの標準化を実現する計画だとしている。同社は2014年5月、Alcatel-Lucent(アルカテル・ルーセント)やEricsson(エリクソン)、富士通、NEC、Nokia(ノキア)、Samsung Electronics(サムスン電子)との協業により、5Gモバイル通信技術の試験を実施することを発表した。