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トレンドマイクロ株式会社

事例

トレンドマイクロ株式会社

医療機器のネットワークウイルス感染を防ぐ、人工腎臓のパイオニア・日機装の取り組みとは

IT化された最新透析システムは医療の効率化につながる一方、ウイルス感染のリスクという弊害があった

コンテンツ情報
公開日 2014/07/01 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 1ページ ファイルサイズ 375KB
要約
 日機装は、人工腎臓や人工膵臓などの医療機器で高い実績を持ち、多くの患者の生命を支えている。

 近年同社では、サーバや管理用の端末を用いた透析室のIT化を実現した。透析治療では従来、膨大な治療情報を紙の台帳で管理することで管理の手間や人為ミスのリスクがあったが、このシステム化で大きな効率化が図れるのだ。

 しかし、システム化の弊害もあった。透析システムは完全に”閉じた”ネットワークのため一見ウイルス感染の危険は無いようだが、USBメモリ経由のウイルス感染というリスクが存在している。
 また、透析システムが電子カルテなど他システムにつながることも多く、侵入経路は以前より拡大しているという。

 このホワイトペーパーでは、安定稼働が求められる医療機器について、日機装がどのようにウイルス対策をしているか紹介する。