OpenStackのビジネスチャンスと課題を探る

　クラウドシステムソフトウェア市場は、クラウドプロバイダーが主導するパブリッククラウドと、企業が主導するエンタープライズサーバ仮想化の進化形としてのプライベートクラウドの2つに大きく分かれてきた。

　本リポートでは、パブリッククラウドとプライベートクラウドの特徴を対比しながら、クラウド運用基盤としてOpenStackが果たす役割をIDCが解説。さらにOpenStackプロジェクトの現状を紹介し、4つの視点から今後は企業での導入に耐える商用OpenStackディストリビューションが重要になると展望している。さらに、同プロジェクトのプラチナメンバーであるレッドハットが、Linuxで培った経験と方法論を土台に作り上げた商用ディストリビューションを紹介し、そのビジネスチャンスと課題を説明する。