技術文書
QNX ソフトウエア システムズ株式会社
モバイル組み込みシステムのM2M アップデート:クライアント側の課題
新たな産業革命として注目を浴びるM2M。しかしその制御対象となる「モバイル組み込みシステム」には、様々な課題がある。リソース制限があり、「モバイル」であるため接続タイミングの把握が難しい。安全性の問題はどうするのか?OSの観点からこうした課題への対応策を考える。
コンテンツ情報
公開日 |
2013/11/14 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書 |
ページ数・視聴時間 |
11ページ |
ファイルサイズ |
802KB
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要約
M2Mという技術そのものは1990年代から使用されているが、ワイヤレスネットワークの進化と普及により、新たな可能性が最近特に注目されている。自動車、家電、医療、インテリジェント ビル、スマート グリッド エネルギー、物流など、さまざまな分野でモノ同士が通信を行う「モノのインターネット」においてM2Mが中心的な役割を果たしている。
本稿では、M2M市場の動向や、アップデート技術とアーキテクチャの概要について解説するとともに、「モバイル組み込みシステム」の一例として自動車を上げ、コネクティビティに伴う安全性の問題やシステムのリソース制限など、組み込みデバイスのスマート化に共通するクライアント側の課題を考察し、こうした課題にソリューションを提供するOS技術についても言及する。