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株式会社ストラタシス・ジャパン

技術文書・技術解説

株式会社ストラタシス・ジャパン

「金型」も3Dプリンタで出力可能! 1日で金型制作~射出成型まで その手法とは?

これまで”1万個以上”のパーツ制作でないとコストに見合わないと言われてきた金型。小ロットでスピーディな現代の製造業現場で、3Dプリンタで金型自体を出力することで採算がとれるモノづくりが可能となる。

コンテンツ情報
公開日 2013/09/01 フォーマット PDF 種類

技術文書・技術解説

ページ数・視聴時間 17ページ ファイルサイズ 587KB
要約
 射出成形はあらゆるプラスチック・マテリアルを使用し、数グラムから 100kg 以上の、高精度かつ複雑な 3D パーツを製作できる高速、自動、汎用的なプロセス。非常に高速で、それゆえ経済的である。

 しかし、パーツごとに高価な射出成形ツールが必要なため、コストに見合うのは大量生産が必要とされる場合に(一般的には 1 万個以上)に限られてしまう。射出成形ツールは製造に数週間から数カ月を要し、また設計ミスや変更が必要になるケースも少なくない。そうした場合には、面倒な成形の修正が必要となってしまう。最終的なパーツ設計と品質に到達するまでに、設計者と製造者の間でツールが何度も行き来し、その結果コストが増大し、開発期間も長くなりがちだ。

 では、必要なパーツの数が少ない場合、たとえばパーツが 100 個で足りるような場合はどうしたらよいだろうか ?
あるいは、パーツがすぐに必要な場合、たとえば数日、もしくは数時間以内に必要になる場合には ?

 そこでご提案したいのが、3D プリンタを活用するという方法だ。