中堅・中小企業の約70％がPCの持ち出しを許可――調査で分かった「セキュリティの死角」とは？

　「進むモバイルワーク。一方で拡がるセキュリティ対策の死角」──。

　数年前に比べて、通勤電車や新幹線内、駅や空港、ファーストフード店等において、ノートPCやタブレット端末などで仕事をしているビジネスマンの姿をよく目にするようになった。ここ数年で、このような社外で仕事をするモバイルワークスタイルが日本でも徐々に一般的になり、働く場所を問わない「ノマド」というワークスタイルを表す言葉も生まれている。

　働き方や働く場所が多様化する中で、企業のIT担当者にとっては、管理の目が行き届かない「セキュリティの死角」が拡がっている。

　そこで、本ホワイトペーパーでは、従業員500名以下の中堅・中小企業を対象として実施した「モバイルワークとセキュリティ対策についての意識調査」より、企業のモバイルワークとセキュリティ対策の実態を明らかにした上で、モバイルワークによる「セキュリティの死角」を作らない対策について紹介している。